銀の認定の取得に向けた軌跡Part3

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パクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社（以下、PCJ）は、2022年度に健康推進チームを立ち上げ、2023年6月の健康優良企業「銀の認定」取得を目標に、全社をあげて健康経営に取り組んでいました。そして先日、健保連東京連合会から発表があった通り、無事に「銀の認定」を取得することができました(https://www.kprt.jp/contents/health/list.asp)。

そこで、今回は2022年度の振り返りと2023年度における目標と取り組み状況、今後の展望について紹介します。

1 1. 2022年度における取り組みの振り返り
2 2. 2023年度における目標と取り組み状況
3 3. 今後の展望
4 終わりに

1. 2022年度における取り組みの振り返り

まずは、2022年度における取り組みについて紹介いたします。前回も紹介したとおり、2022年度は健康経営への取り組みの甲斐があり、無事「銀の認定」を取得できました。しかしながら、要件に対し100%の達成には至ってはいませんでした。また、取り組みの実施についても難航した点があり、順調な推進とまではいきませんでした。

特に、難航した点は、「銀の認定」の取得に必要な取り組みをよく理解・把握することでした。初めての取り組みであったということもあり、「どのような取り組みであれば取得できるのか」、「実施中の取り組みで何点取得できるのか」などを十分に理解できていおらず、取得できなかった項目も複数ありました。そのため、2023年度では、取得要件の再読み込みや再整理、取り組みの見直しと改善を実施する予定です。

2. 2023年度における目標と取り組み状況

次に、2023年度２における目標と現在の実施状況についてご紹介いたします。2023年度においては、「銀の認定」の継続取得及び、2022年度に取得できなかった項目の取得を目指しています。具体的には、下図の赤枠の項目を追加で取得する予定です。

表：2023年度追加で取得予定の項目

健康保険組合連合会東京連合会「健康企業宣言チェックシートStep1」をもとに作成（引用：https://www.kprt.jp/contents/health/）

2022年度は上記の項目に取り組めておらず、取得ができていませんでした。特に、⑬、⑭の職場の「運動」の項目については、リモートワークや客先常駐などの業務環境のため、社員への運動意識の定着や呼びかけが浸透しづらかったです。環境面の制約がある中で、社員全体にどのように意識を浸透させるのかなど、社員の業務環境や状況などを踏まえた施策の検討や実施は特に重要だなと感じました。

そこで、2023年度は取得要件や具体的な取り組みをメンバー全員で再整理し、取得に向けた取り組みを検討・立案しました。取り組みとしては、社員の働く環境下なども意識し、「仕事の合間で実施できるストレッチ」や「今の心の状態のセルフチェック表」などの、ちょっとした休憩時間でも実施できる情報を紹介、周知しています。

また、2023年度の取り組みについては、各項目とも順調に実施中です。年間の進捗管理表を基に、週に一度、健康推進チームメンバー個々のタスク進捗状況を確認し、現在の取り組み状況をメンバー内で確認しつつ推進しています。また、月に一度、社内への取り組み状況や、懸念点などを経営に近い役職の方へ共有し、客観的な目線でご意見などをいただきながら実施中です。

3. 今後の展望

最後に今後の展望についてご紹介いたします。2022年度の「銀の認定」取得以降、PCJでは健康に対する関心が向上しつつあります。そこで、今後、PCJではさらなる健康経営の推進を目指し、「銀の認定」の上位認定に当たる「金の認定」（https://www.kprt.jp/contents/health/）の取得も狙っています。ただ、「銀の認定」の上位認定に当たるだけあり、「金の認定」取得は一筋縄ではいかないのが現実です。社内の規定などにも関係する項目が多く、取得には制度や体制の整備が欠かせません。そのため、今後は「金の認定」の取得も視野に入れつつ、実施体制の整備や、取得に向けた取り組みの準備を並行して実施していく予定です。今後は、「金の認定」の取得の取り組みも発信していければと思います。