私たちパクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社(以下:PCJ)は2015年創業のデジタル領域に強みを持つグローバルファームであり、大手企業様を中心に日々コンサルティングサービスを提供しています。
お客様へ最善のサービスを提供するため組織の在り方についても模索してきましたが、2024年度は新しい体制でサービスを展開してまいります。
今回は、社長の杉山に3つの質問を通して、2024年の抱負について聞いてみました。
3つの質問
- 2023年を振り返って、2024年の抱負
- メンバーに期待すること
- Core Valueの「変」にちなんで、うちの事業部の「変」なところ
杉山 周平 パクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社 代表取締役社長 略歴
海外大を卒業後、米系大手証券会社の投資銀行部門に入社。その後、米系ITベンダー、仏系SIerを経て2015年にパクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社に入社。
2019年10月に代表取締役 社長就任。
PCJの沿革
パクテラグループは1995年に設立され、30年の歴史と約40,000人の従業員を擁する中国発のグローバルIT企業です。Fortune 500企業のうち150社以上と長期的な取引関係を確立しています。
パクテラ・コンサルティング・ジャパンはパクテラグループの日本におけるコンサルティング事業の法人として、2015年に設立されました。グループのSIerであるパクテラ・テクノロジー・ジャパン株式会社(以下、PTJ)とともに、上流から下流までワンストップでコンサルティングサービスを提供しています。最近では、AIやFintechなどのデジタルテクノロジーを活用した業界革新を目指し、 積極的なR&Dおよびサービス開発を行っています。
3つの質問
2023年を振り返って、2024年の抱負
PCJは2024年9月で10期目を迎えます。ご利用いただいたお客様はもちろんですが、協力会社の皆様、社員のがんばりもあって、毎年順調に成長を続けることができました。設立当初に比べ、サービス提供する業界の幅やお客様の数も増えましたし、会社としての仕組みも整ってきて中堅企業に成長することができた10年間だったと感じています。
2024年は、これまでとは違う、新しいことにチャレンジしていく年にしたいと考えています。
一つ目は、今までやってこなかった物流業界向けのサービスへのチャレンジです。物流は、現代の社会においてなくてはならないインフラですが、社会の変化に伴って多くの課題を抱えており、まさに変化を求められています。私たちがコンサルティングファームとして培ってきた知見だけでなく、グループ会社のPTJとの連携を通して、今まさに変革期にある物流業界へのサービスとして確立していきたいと考えています。
二つ目は、PCJとしてより中身のある成長につながるよう、自分たちの活動の型を作っていくことに注力していきます。これまでは、企業活動の中で意図的に取り組んだことと、そうでないことがあいまって成長を続けることができました。それらの活動の中で、狙って実行してきた施策の、「プロセス」「ロール設定」「活動の裏付け」を改めて行い、自分たちの型を作っていきます。今後の活動の中でそれらの型を伝えていくことで、改めて挑戦していく新規サービスにも生かしていきたいと考えています。
メンバーに期待すること
私自身の今年の目標でもありますが、自分自身に与えられた役割において、やるべきことをしっかりと認識し、きちんと実行する。基本的なことですが、改めてここから初めてもらいたいです。
そのうえで、自分たちの仕事や経験から得られた「知識を残し、後世に伝えていくこと」を期待しています。お客様へのサービス提供にとどまらず、自分たちが得た知識、培ったノウハウを今後活用できるような型にしていくまでを仕事として位置付けてほしいですね。
これは、階層や役職に関係なく、入社1年目の人であっても意識してほしいことです。今いる社員はもちろん、今後PCJに入社してくれる人たちもその型を使用してより良いものが生み出せる、よい循環が生まれることを期待しています。
Core Valueの「変」にちなんで、うちの事業部の「変」なところ
もっと「変」になってほしいなと思っています。
PCJでは2020年にCore Valueを「変」と定めました。色々な意味が込められていますが、2024年は実践を通して、より「変」を理解してほしいですね。
自分を変える、自分を改善していく力を持っていることが「変」の始まりです。私自身が大事にしていることは一番苦手なことをやってみる、チャレンジをしてみるということですが、実際にできる人は多くありません。もちろんすべての苦手なことに挑戦する必要はありませんが、そういう心を持ち続けることが大事だと思っています。
チャレンジできない理由は色々ありますが、一つは失敗への恐怖心ではないでしょうか。成功が約束されているわけではありませんから、やってみて失敗する、ダメだったということはあるでしょう。そういう時に、なぜ失敗したかを客観的に理解、認識できるよう、失敗したことをきちんと分解していく必要があります。特に若い社員に対してはこういった点も積極的にフィードバックしていくことで、挑戦を促していきたいです。
私の仕事は、会社が社員に挑戦する際の恐怖心を払拭できる環境になるよう、会社を変えていくことです。
安心して挑戦し、もっと自分を変えていってほしいですね。
終わりに
ご一読いただきありがとうございました。
2024年もよろしくお願い申し上げます。
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